就活AI活用術(オンライン)
AIの進化が就職活動のあり方までも変えつつある今、オンラインセミナー「就活AI活用術」を開催しました。
今回の講師は、”AI王子”こと、One-Word代表の長谷 純希さん。
初登壇とは思えないほどの分かりやすさと実践力で、参加者をAI活用の世界へと誘ってくれました。
セミナーではまず、AIによる雇用環境の変化を、"データ”と”現実”という2つの軸から解説頂きました。
事務職、ライン作業、翻訳などが消える可能性のある仕事として取り上げられる一方で、クリエイティブ職や感情に寄り添う仕事、戦略的に考える職種などが今後伸びる分野として紹介されました。
また、履歴書をAIで作るという活用事例についても、良い例・悪い例の両方をお伝えいただきました。
ChatGPTを使った実演(悪い例)では、履歴書(志望動機)の生成例を披露し、「文法も構成も完璧。でも、どこか熱量が足りない」というリアルな感想が印象的でした。
AIは便利なツールですが、やはり“自分らしさ”は人間ならでは。過去の経験や想いを言語化する力が重要だと実感させられました。
AIと共創する就活:3つのステップ
自分にしかない価値を発揮するためには、AIを「味方」にする発想が欠かせません。セミナーでは以下の3ステップが提示されました:
- 自己分析の深化:印象的だった経験と、それを通して育まれた価値観を深掘り
- キャリアアンカーの特定:自分にとって譲れない価値や欲求を明確化
- パーソナルブランディング:自分らしいエピソードを軸に、自分の価値を戦略的に発信
このプロセスにもAIが活躍。「客観的視点+自分の感性」の組み合わせが、理想のキャリア設計に役立つと感じる内容でした。
実演で学ぶ、AIプロンプト術
セミナー内では、実際にChatGPTを操作しながら“良いプロンプト・悪いプロンプト”の違いを実演。抽象的な指示では一般的な回答しか得られないこと、具体的なエピソードや価値観を盛り込むと驚くほど深い回答になることなど、参加者の目の前でAIが“人間らしさ”に反応する様子が展開されました。
成功の方程式:人間的な深さ × AIスキル = 独自価値
セミナーの締めくくりは、「成功の方程式」と呼ばれるこの言葉。
人間的な深さ × AIスキル = あなたにしかない価値
人間だからこそ語れる経験や感情、AIだからこそ得られる客観的視点や構造化。この2つを融合させることで、唯一無二の“あなたらしさ”が浮かび上がります。
今回のセミナーで一貫して伝えられたのは、「AIを使う」のではなく、「AIと付き合う」という発想。
AIは決して脅威ではなく、共に未来を考えるパートナーです。
AIの得意分野と人間ならではの感性が交差するとき、真のオリジナリティが立ち上がるのではないでしょうか…
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