魔法のノート
今回の読書は、真喜屋実行さんの著書「魔法のノート」です。
女子大生の主人公(一歩)が、アルバイト先の傾きかけた居酒屋を立て直すストーリー。
一歩が、試行錯誤しながら立て直しを図る中で、その手助けをしてくれたのは、亡くなった父から届いた一冊のノート(魔法のノート)でした。
そのノートに書かれた父の言葉(ちょっとひねりのあるアドバイス)を頼りに、一歩(かずほ)がまさに一歩一歩成長しながら店を立て直していく姿に、家族のつながりや受け継がれる想いの大切さ、友情、そして何よりも父からの愛情を感じました。
個人的には居酒屋の料理人と一歩の関係(やりとり)が面白かったですね。
料理人の無骨な雰囲気が、いつも行っている居酒屋(地鶏の炭焼きが美味しいお店)の大将に似てたからかなぁ…(笑)
最初は、お互いにぎこちないのですが、共に努力しながら、徐々に信頼を築いていく過程がとても温かくてほっこりしました。
ビジネス的な視点から見ると、販売促進のアイデアが散りばめられて勉強になりました。
戦略やアイデアも大事なのですが、一番感動したのは、一歩たちがお店の存在を無くさないために必死になってチラシを配る姿ですね!
「とにかく人に会う」 という姿勢は、現代のデジタルマーケティングが進化する中で、こうした人との直接的なつながりが、やはり大切なのだと思いました。
最後は、その人の熱意やひたむきさが、お店の未来を変えていくのですね…
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