チョコレート・ピース
今回の読書は、青山美智子さんの著者『チョコレート・ピース』-人生のひとかけらに寄り添う物語-です。
本作品は、チョコレートにまつわる24の短編が詰まった連作集です。
甘いスイーツが、登場人物の記憶や心情にそっと寄り添い、人生の転機や小さな気づきを描いています。
私は、本を読みながら、自分にも“チョコ的な記憶”があることに気づきました。
甘い思い出も、ちょっとほろ苦い後悔も、全部が今の自分をつくっている。
過去には戻れないけれど、積み重ねた日々があるから、今の私がいる。
だから「あの時こうしておけば…」じゃなくて、今を大切に生きていこう。
そんな前向きな気持ちになれる、心に優しい一冊でした!!
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