セルフモチベーション(オンライン)
本日は、オンラインにて『セルフモチベーションセミナー』(埼玉県若年者地域連携事業セミナー)を開催しました😄
職場、または、就職活動でも、モチベーションをどう保ち、行動につなげていくかは、多くの人が直面する課題ではないでしょうか?
今回のセミナーでは、健康経営エキスパートアドバイザーであり国家資格キャリアコンサルタントの中村香織さんを講師に迎え、「セルフモチベーション」をテーマに、考え方や実践方法についてお話しいただきました。
まず、モチベーションとは何かという基本的な話からスタート。
外からの刺激で動く“外発的動機づけ”と、自分の内側から湧き上がる“内発的動機づけ”の違いを理解することで、自分が動けなくなる原因や対処のヒントが見えてくるとのこと。
ここでは、ダニエル・ピンクが提唱する「モチベーション3.0」についても紹介されました。これは、報酬や罰といった外的な動機づけ(モチベーション2.0)ではなく、「自律性」「成長」「目的意識」といった内発的な動機づけを重視する考え方で、現代のように創造性や柔軟性が求められる時代にこそ必要なアプローチだと説明されました。
次に取り上げられたのは「自己理解」。
中でも、自分のコア・コンピタンス(=強み)を洗い出すワークが印象的でした。これは単なるスキルの棚卸しではなく、「自分らしさ」や「何をしているときが心地いいか」といった感覚も含めて、行動の土台をつくる作業になりました。
また、目標設定については「SMART」の考え方が紹介されました。
具体的(S)・測定可能(M)・達成可能(A)・現実的(R)・期限付き(T)という5つの要素を意識することで、やるべきことが見えやすくなり、小さな成功体験の積み重ねにもつながりますね。
・Specific:具体的、分かりやすい
・Measurable:計測可能、数字になっている
・Achievable:同意して、達成可能な
・Relevant:関連性
・Time-bound:期限が明確、今日やる
そして、行動に移すための“トリガー”の仕掛け方や、モチベーションが下がったときの対処法として「自己効力感」の話もありました。成功体験や他人の成功を見て得られる刺激、励ましの言葉、気分の高まりなど、モチベーションを引き上げる4つの要素が紹介されました。
さらに面白かったのが「時間の使い方」。
人の脳には時間帯によって得意なことがあるそうで、午前中は創造的な思考や判断が冴えやすく、午後は目と手を使う作業に向いているとのこと。夜は学習や内省に使うと、記憶の定着がよくなるそうですよ。
脳の働きに合わせてスケジュールを組むことで、効率もモチベーションも上がるというわけです。
今回のセミナーは、モチベーションを「気持ち」だけに頼るのではなく、仕組みや視点を変えることで上手にコントロールできることを教えてくれる、前向きになれる時間でした。
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