さみしい夜にはペンを持て
今回の読書は、古賀史建さんの「さみしい夜にはペンを待て」です。
私自身、思いを言葉にして伝えたり、書き出してみることが苦手だからか…
本の帯にある「思っていることをうまく言えない。そんなあなたへ」に惹かれました。
ストーリーは、悩める中学生(主人公のタコジロー🐙)が悶々とした日々を過ごす中、ある日突然、謎のヤドカリのおじさんに出会うとこから始まります。
そのおじさんは、タコジローの悩みを解決するために日記を書くことを勧めますが、タコジローは日記を書くことが、どうしてそんなに大切なのかがわかりません。
ヤドカリのおじさんはタコジローに、その理由をゆっくり優しく解説しながら、タコジローの成長を見守っていきます。
この不思議でファンタジーなストーリー展開が、この本の魅力で、とても面白いし、内容もすんなり入ってきました。
書くことや、思いを伝えることが苦手な人に読んで欲しい一冊です。
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